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2021年12月24日その他

【ソリューション事例】
軟包装から紙箱へ 商品訴求力の課題を解決したパッケージ

 

いたずら防止・商品の固定を実現した機能性パッケージ

<パッケージデザインのテーマと課題>

お客様より既存商品のパッケージをリニューアルするので、新しいパッケージデザインをお願いしたいという
お話をいただきました。
その際、既存の軟包装に代わる紙製のパッケージにしたいが、商品の訴求力を下げたくないというご要望から、
紙製でありながら商品自体をできるだけオープンにして、ボトルヘッドのフォルムや本体のロゴのデザインを
活かせる形状のパッケージが
テーマとなりました。
また、顧客層を広げつつ、高級感があり、強みである絹のようにキメ細かいスプレー噴射をコンセプトにした
ビジュアルデザインおよび、ボトルのロゴのデザインまで、トータルでの企画デザインのお仕事を進めさせて
いただきました。

<お客様からのご要望>

  • 商品の特徴であるトリガー部分を見せたい。
  • ボトル本体のラベルデザインを見せたい。
  • 店頭でのイタズラ、盗難を防げる形状。(商品をしっかり固定)
  • ビジュアル面を確保するため、台紙付きにしたい。
  • 顧客層は男性だが、女性も取り込めるものにしたい。
  • 黒ベースで高級感を出したい。
  • 吊り下げにも直置きにも対応でき、包装作業効率の良いパッケージ。

<弊社からのご提案>

【形状デザイン面の工夫】

ボトルヘッドやボトル本体がよく見える形状のため、箱と商品との接地部分が少なくなります。
その上で、「いたずら防止・商品の固定」の機能を持たせるため、フラップの形状を工夫したり、箱本体を
利用することで「トリガーを押せない、本体が抜けない・回らない」の3 つの機能を実現することができました。

ボトルのトリガー部分をパッケージ側面に引っ掛けて固定→いたずら防止と回転防止に寄与

素材に紙を採用し、表面にマットOPニスを施すことで、軟包装ではできない柔らかい質感と重厚な高級感を表現
できました。
また、箱自体がトータルで1パーツ(化粧箱)で構成されており、生産作業性、資材管理面等において
メリットのある仕様となっています。

【ビジュアルデザイン面の工夫】

光沢のあるスプレーボトルの質感を際立たせるため、化粧箱表面はマットな仕上がりにし、素材感の差を出しました。
また、黒に映えるキーカラーとミストをイメージしたデザインで、商品全体に一体感を与え、曲線やロゴの柔らかさで
女性も手に取りやすくなるよう意識しました。

【苦労した点】

一番苦労したところは店頭販売する上でスプレーボトルにいたずらされないようにすることと、ボトルをしっかり固定
することでした。
いたずら防止や回転防止などは、固定テープやゲスを別途用意すれば可能ですが、やはりコストが上がってしまいます。
加えて、パーツや作業工程が増えると資材管理面や生産性に影響し、余計なコストも増えていくことになります。
これらのデメリットをパッケージの形状で
解決できたのは良かったと思います。特にトリガーレバーの押し込み防止に
パッケージ本体を利用した構造になっているのは、トリガーヘッドを露出させる訴求面の効果とレバーの固定を
狙った
斬新な
アイデアでした。

店頭販売の課題に対応した多機能パッケージ
パッケージソリューション